神待ちと援助交際
最近では「援助交際」を知らない人がいないのではないかと思うぐらい有名になりました。
男性が金銭を援助し、セックスを伴う交際をするのが援助交際ですが、主に中高生の少女たちが関係しているとのことでマスコミで大々的に取り上げられました。
それにより世の中に多く知れ渡るようになって、その辺りから年々援助交際をする未成年の少女たちが増えていると思っている人も多いのでは無いでしょうか。
しかし実際はそうではありません。援助交際は昔からあったのです。それも古来から。
人類が一番最初に始めた商売が売春だったと言われています。
その古来の売春から現代の援助交際まで長い歴史の中で名前や形を変えて受け継がれて来ているのです。
現に、筆者が中学生の頃から同じ中学に通っている女子生徒の中で売春をしている者が数十人いると聞いたことがありました。
それに高校生の頃は売春グループが出来ており、組織だって売春行為をしていたようです。
いわゆる不良グループの女子生徒たちでしたが、それに男子の不良グループが加わることによって、暴力団とのつながりが出来るらしく、最終的に暴力団が売春相手を斡旋するなどして、売上の一部を上納金として納めさせる構図が出来上がって行ったのです。
今でも暴力団の資金源の一つになっています。
当時は売春だった呼び名も少女たちが自分たちのしている行為を「売春」と呼ぶことに抵抗を感じ始めたのでしょう。
彼女たちの中だけで分かる隠語として「援助交際」という言葉が使われるようになりました。
買う方の男性側からしてみても「売春」と言うよりも「援助交際」と言った方が、自分は困っている女性を助けているだけで悪いことをしているわけではない、と感じ気分が楽だったのかもしれません。
瞬く間に一般的に「援助交際」という言葉が広まっていきました。
そんな中「援助交際」と称した売春組織が摘発され、その売春している女性たちが未成年であることからマスコミでセンセーショナルに取り上げられることになり、世間が援助交際という言葉を認知するようになったのです。
しかも援助交際は未成年の少女に限ったことではありません。
大人の女性がする金銭などの授受が伴う交際も「援助交際」と呼んでいるようです。